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静岡県下の腎不全・透析療法の研究と医療の発展に寄与する
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塩分制限について
・なぜ、塩分を控える必要があるの?
腎臓は食事として摂取した余分な塩分を体外に排泄する働きをしています。そのため、塩分の過剰摂取は腎臓に必要以上の負担をかけてしまいます。その他にも、塩分の過剰摂取は高血圧や浮腫(むくみ)の原因となり、腎臓病の悪化にもつながります。
塩分を摂り過ぎないことが腎臓の機能を守るためにも、重要になります。
・塩分はどのくらい控えればいいの?
1日の塩分摂取量は
6g未満
に抑えることが理想的です。(日本腎臓学会 エビデンスに基 づくCKD診療ガイドライン2018より)
・塩分を控えるためには?
1.塩分を多く含む食品は控えましょう
漬け物類に食塩が多いことはみなさんご存じかと思いますが、肉の加工品、たとえばソーセージやウインナー、ベーコン、塩蔵品の魚の干物やタラコ、いくら、ちくわやかまぼこなどの練り製品にも食塩は多く含まれています。食べる量や頻度に気をつけましょう。
2.麺類の汁は残しましょう
ラーメンなどの麺類はスープまで飲んで完食するだけで、約6~7gの塩分を摂取することになります。
出来る限り、スープは残すよう心がけましょう。
3.味付けを工夫してみましょう
天然のだし(昆布やかつお節、干し椎茸など)といった塩味以外の旨味をうまく活用することで、料理に旨みやコクが加わり、塩や醤油などの調味料の量を減らすことが出来ます。そのほかには、香辛料や酸味の利用もあります。胡椒や唐辛子などの辛みは薄味を補うアクセントとなり、お酢やレモンなどの酸味は味覚を敏感にし、味の物足りなさをカバーすることが出来ます。このように普段の料理のなかで、味付けを上手に工夫することが出来れば、塩分の過剰摂取防止になります。
4.減塩調味料を取り入れてみましょう
減塩調味料とは、従来品と比較し、塩分(塩化ナトリウム)が約30~50%カットされたものです。最近ではスーパーなど、手軽に入手できるため、活用されている方も多いです。 しかし、減塩調味料のなかには塩化ナトリウムの代わりに、塩化カリウムを使用しているものもあるため、腎臓病の方でカリウム制限が必要な場合は注意が必要です。
添付資料:慢性腎臓病、透析患者さんへ主な食品の塩分含有量
(監修:浜松医科大学医学部付属病院 血液浄化療法部 病院教授 加藤明彦先 生)
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